==Since1983/5==
創業満40年

Sound & Partsは創業時こそ真空管と関連パーツの販売をしていましたが現在はアンプ製作工房です
一個人として60年を越えるAUDIO歴がありますが、今も音質の追求に妥協も終焉もありません
製作アンプ総数1700台を軽く超えました

2024年3月24日

当店製品アンプにノイズが出る

‥‥などトラブル発生の場合、オーナーがどなたであっても出来る限り早急にご対応します
必ず症状などを先にご連絡ください


ネット上にナゼか9年ほど前の当方HPが残っていますが、お誤りの無いようお願いします

Vintage/E130Lアンプ シングル
※1/30現在でスイッチング電源登載軽量は終えました
ご好評につき今後は電源トランス登載機として販売を続けます

kubota audio laboでも販売しています

 
左はパワーアンプ機能のみ/右は入力2~3系統・VR付き
写真は試作機で2024年発売のものはカバーの赤い部分は無く、電源スイッチもやや古いUSAレバー型となります


長くプランを暖めてきたヴィンテージスタイルの<E130L>シングルパワーアンプです
サウンドパーツが1998年以来プッシュプルアンプで多くの実績がある<E130L球>
敢えてビーム管接続のシングル構成とし
軽NFBで6.5W/音楽出力13Wと家庭用に手ごろなアンプとしました
試作機を聴いて頂いた「ウルサ型」数名のお仲間からもお褒め頂き音質に自信を持っています
真空管ファンの多くは300Bに代表される『直熱三極管』にコダワリますが
優れた多極管をうまく設計すると未体験と言える音の豊かさと低域の充実があります
中でも<E130L>は真空管最終期の技術集約された抜群に直線性でも優れたタマ
EL34/6L6/6550/KT88等には無い≪芳香・色気≫‥とでも表現できる魅力があります

ボディは往年のSiemensのホームシアター用に少数販売されたボディデザインを参考にしたもの
愛着の沸く320W×260D×170Hとコンパクトサイズで軽量です
パワーアンプ機能のみなら税込み250000円/入力2/3系統にボリューム付きなら260000円です

※写真のボディは試作機で赤い塗装は研磨痕を隠すものです
販売用はプレスを工夫し、この赤い塗装は無く側面の外観がやや異なります

<kubota audio labo>さんと技術提携しました
2年以上に亘る相互習熟期間を経て、このたび技術提携をしました


提携による新製品の開発は勿論
サウンドパーツの製品(創業以来1700台超)のメンテナンスにも将来のご不安はありません


オークションなどで入手されたサウンドパーツの製品について
オーナーが止むを得ない事情から出品されて譲渡された場合、その内容は慎重にご判断ください
パワーアンプは製作時期によってオリエンタルコア・アモルファスコア・ファインメットコア(2010年頃~)
の区別があり、当然アンプの価格に反映されています
出力トランスの端子板に<5F63>との刻印ならファインメット/<5C100 >はカットコア/<5A100 >等はアモルファス
プリアンプも
LCR型/CR型フォノイコライザーの区別やフォノイコライザー無し、更にMCトランス内蔵の有無もあります
ご落札の前に見分け方をご相談頂けば回答させて頂きます
新たにご保有されましたらオーナー登録を,サービス体制は何ら変わりません


サウンドパーツのプリアンプ内蔵MCトランスの≪消磁≫のおすすめ
アナログ再生の音質に大きく影響するMCトランスの音質変化を元に戻してください
プリの経年による機能劣化ではありません

サウンドパーツの全てのプリ内蔵トランスは伝達性能に優れた高級スーパーパーマロイコアを採用しています
長期ご使用の過程で地磁気の影響からコアが磁気を帯びることがあり、次の症状が出るようになります
・アナログ再生時の音がナローで、高域寄りの音になった
・アナログ再生が全体に歪っぽいと感じるようになった
この対策としてコアを<磁気飽和>させます‥つまり大きな(交流)信号を入れてユックリと無音にしてやれば磁気飽和できます

次の方法で簡単に<磁気飽和>できますのでお試しください
・プリをPhono/MC対応ポジションとし、プレヤーからの入力を外してCD/DACからのRCAケーブルを接続する
・プリをONし、ボリュームを僅かに上げておく
・なるべく派手な曲のCDを挿入し2曲目を選んで30~60秒前の1曲目部分まで◀◀ し PLAYします
・音量を少し上げると酷く歪んだ音が出ますが‥1曲目を終えて2曲目が始まる直前でSTOPします
・全く無音の時にSTOPすることが重要で、上手く出来ないときは同じ作業を繰り返して必ず無音でSTOPしてください
・完了したらボリュームを絞ってPhono接続等を正しく戻してください
・アナログ再生で音質をチェックしてください。ご購入時の素晴らしい音質に戻っています
※この<消磁方法>は入力信号が数Vと小さいことから外付けのMCトランス全てに応用できますが保証の限りではありません
この作業は1年に1回程度やって頂きますようお願いします‥判らないことは直接お問い合わせを



サウンドパーツ開発部品⇒⇒アンプを作る・改造する!

<テクトロン>出力トランス
80年代後期にテクトロン提携先のアルテックピアレス社が解散
そこで同社の技術を会得して国産各社と異次元の好音質トランスの製作が<テクトロン>ブランドとして始まります
いち早くサウンドパーツではその音質に注目し供給を受けるようになりました
その後はどこよりも先んじてアモルファスコア材⇒ファインメットコア材を先駆けして採用しました


⇒プッシュプルアンプ用/ファインメット・コア出力トランス

グリッドチョーク/プッシュプル・プレートチョーク

入力を容易にプッシュプル変換する⇒入力反転用グリッドチョーク<GCH-4>・新開発<GCH-20>

シングルでもプッシュでも音質とグリッド保護では効果抜群の出力管用<GCH-60B>

いずれも米国製スーパーパーマロイ・コア採用! 30年を超える実績を誇ります


 古典回路に学ぶ⇒⇒アンプ資料室 

サウンドパーツ/SOUND & PARTS
390-1702 長野県松本市梓川梓856-7

0263(78)5206  Fax 0263(78)5207
AM10:00~PM7:00
製品のご注文はメール・Fax・電話で承ります
半額以上のお振込みでご成約、納期が決まります

関東からのご来店は新宿からのアルピコ高速バスが便利です
松本インターバス停やJR松本へは送迎致します

sound21@triton.ocn.ne.jp
午後10時を超えてのメールへのご返信は翌朝になります


4月22日(月)~25日(金) 休暇を頂きます

突然のご来店では不在の場合があります
電話留守録にメッセージを⇒メッセージ残して頂ければ後刻ご連絡致します


このページにご関心をお寄せ頂き
製品作りや回路構成等にご納得・ご注文頂いた方のために真摯な製品作りお約束します
真空管アンプはプリもパワーアンプも星の数ほど製品がありますが
サウンドパーツは真空管の原理を極め、人マネではなく独自の必要最小限のシンプルな回路で製作
一方でボディも堅牢さを重視して長期間のご使用に耐えます
たとえアンプが使えなくなったとしても登載しているトランス群の価値は落ちません

プリの心臓部 フォノイコライザー
世界でも稀で「最高峰」と言われ高度なコイル製作技術が必要な<LCR型>を採用
心臓部の<L>=コイルはベテラン技術者の手で作られ、サウンドパーツだけに提供されます
コイルにはそのヘンリー数に応じて『特定の周波数から高域が減衰する』特性があり
アナログ盤の製造工程において低域を圧縮/高域を伸長した音溝のトレース後に
その特性を平坦にして再生する過程が<フォノイコライザー>です
多くのプリでは平坦化をNFBで行いますが、それでは臨場感が著しく損なわれ
声も楽器の音色も自然とは程遠いものに変化してしまうのです
その過程にコイルを使うことで上手くイコライザー特性を得るのが<LCR型>
フォノイコライザーでは低域用と高域用に2個のコイルが必要で、ステレオでは4個を使用します
そのコストはNF型に比べると圧倒して高価になるのが欠点です
コイルは真空管の増幅過程に挿入するのが「高インピーダンス型」でサウンドパーツだけのものです
<LCR型>でも600Ω型は原理的に劣る部分が多く、高インピーダンス型こそ好結果を生みます

真空管プリとして世界でも稀なライン系バランス入力再生も標準装備
プリ出力に標準でRCAアンバランス/XLRバランスを備えます


Push-Pullパワーアンプ
市販品に溢れる<ビンテージ期の著名アンプ>のコピーとは一線を画し
初段から出力段まで完璧なPush-Pulで構成する<ダブルプッシュプル>という理想的な方式です
ダブルプッシュプルのアンプはWE社やKlangufilm/Telefunken社の業務用に多くの例がありますが
市販パワーアンプはNFBに性能依存する安直で低コストの<リークムラード型>がほとんどです

ヴィンテージ期のアンプとの大きな差は圧倒的にトランスが<伝達係数>的に良くなったこと
NON-NFBでも基本性能は格段に良く、情報量ではNFBアンプを圧倒します
市販の管球アンプの出力トランスにはFinemet Core採用がほぼ無く
音質を高らかに謡いながらも大切な出力トランスを軽視しています

一方300Bシングルアンプではご好評の大型カットコア出力トランスを採用しています
ファインメットはプッシュでは最高ですがシングルではDC重畳のため低域で磁気飽和が起きるためです
サウンドパーツのプリとパワーアンプの組み合わせは
『自然に音量をあげたくなる』気持ちになり、音楽が本当に愉しくなります





工房でのご試聴のほか試聴室でもお聴きになれます(日本的狭さの16㎡)
スピーカーはSuprabox最新のEX380ウーハ/40~50年代ドイツのGreatzフルレンジ×4発/ピアレスチタンドーム×2発
チタンドーム以外は全て励磁型です
この構成でフルオケの会場が目前に広がりDVD鑑賞なら更に愉しみが増えます

サウンドパーツは映画全盛時代の音に学んでモノつくりをしています
それは<俳優の声と演奏家の楽器の音色>の再現に涙ぐましい努力と投資をしていたからです


音声の収録~再生に莫大な投資をしたのはトーキー黎明期のWEやKlangfilm 社などです
Western Electric社が12Aホーンの試作300台につぎ込んだ金額は当時の日本の国家予算…と言う逸話があるくらいです
その根本は徹底した『試聴重視俳優の声や名演奏の生々しい再現のための機器開発に腐心のアトが見えます
スター俳優から「私の声じゃない」・ミュージシャンから「俺の音じゃない」と言われたら「失格」です

いつの場合も「ヒアリング重視」がAUDIOの原点
<音楽が好きなヒト>が作る製品を信じて下さい

サウンドパーツも創業から10年ほどは
マランツ・マッキン・WE等の機器を多数扱い、そのメンテで多くを学びました
1950~60年ビンテージ期のAUDIO製品には独特の魅力はありますが
コト音質と言うことになると映画時代の機材の方が遥かにナマナマしいのです
でもそれはフツーの音楽ファンには別の世界
仮に入手してもそのまま使えるシロモノではありません
一方、真空管オーディオは50年代から70年を経た今も大きな進歩はありません
つまり多くの真空管アンプは50年代オーディオ黎明期の回路をそのままマネし
安いコストで音質に関する研究は二の次で外観だけを新しく見せて売っています
ただ…
映画界のアンプ等に範を得ると言っても、それらの機器を礼賛し骨董的高価格で売るビジネスは好みません
それらは今となっては古すぎ・ナローレンジでウルサイだけの駄物も一杯存在します
当然、現代は1950年代よりも遥かに<伝達係数的>に優秀で信頼度も高く音の良いものも一杯在ります
中でも最も大きな変化はパワーアンプの出力トランスで今のものがハッキリ優れています


≪パワーアンプ≫

300Bシングルステレオアンプ

サウンドパーツは300Bの本数換算で軽く1000本を越えるシングルとプッシュの製作実績
シングルで考えられる最良のゴージャスな構成

全段3極管構成/100VA大型カットコア出力トランス/300Bグリッドチョーク結合の高信頼構造
6SN7/6BX7/JJ300B/5U4
税送込み 395,000円
※写真は入力切替・ボリューム付きの特注仕様ですが
表定価格はシンプルなパワーアンプです

300B無し
税送込み 355,000円

370W×250D×225H 約19kg


Push-Pull構成の真空管アンプでは最重要な出力トランスに
日立金属製/ファインメット・コアを世界唯一製品に採用してから10年以上
今やアマチュア製作者に最も人気のあるコア材料のトランスとして浸透・・・その端緒を作りました
伝達ロスが極端に少ない出力トランスは在来品よりも音楽情報の再生を限界まで高め、クセの無い優れた音質です
そして基本とする回路構成は
WE<133A>・Telefunken<V69A>・英国<Decca/Decola旧型>で使われた≪ダブルプッシュプル≫
それはビンテージ時代にコスト高を理由に消えてしまった『全段Pushi-Pull』という理想の方式でした
切れのある低域再生・低歪率で混濁感の無い楽器の音色そのものの高域・・・他方式と品位も大きく違います
サウンドパーツのプッシュプルアンプの全ては『全段完全バランス・プッシュプル』構成で
出る音はアンプの存在すら感じさせない…音楽に浸れる心地よさです

性能ばかりを優先し「人肌」の感触を「マネキン肌」にしてしまうNFB多用アンプに『音楽性』はありません
聴き始めてボリュームを上げたくなるのは良いアンプ…ボリュームを下げてしまうのは身体が拒否しているアンプです


<300Bリミテッド/MONO構成>




1台につき490W×200D(本体)×240H/18kg


サウンドパーツの技術提携先で
独クラングフィルム社の研究でも知られる
<Klang-Kunst>
と共同で開発した究極の300Bプッシュプルアンプです
電源部はゆっくり電圧上昇する安定電源
初段には音質最高のE80cc(
または6SN7)を採用
出力トランスは100Wクラスのファインメット・コア製を専用に開発しています
強力ドライバー段6BX7には世界で初めて≪専用プッシュプルプレートチョーク≫を配し
在来のドライバ―トランス固有の「低域の鈍さ」を完全に克服しています
良質の金属箔コンデンサーを使うことで全体のスッキリ感も抜群です
在来の300Bプッシュアンプの印象とは大きく異なるエネルギッシュな低域と鮮やかさを両立しています
『ツァラストラ…』や大フーガからJAZZでのスネアの小気味良さも全くストレス無しに再現します

JJ300B付き
税送込み
900,000円/ペア
300B球なし 税送込み
820,000円/ペア

どうしても300Bプッシュを聴きたい方への超お買い得アンプ
300Bプッシュプル/ステレオアンプ
<300Bリミテッド>とほぼ同じ内容/構成ながら
ボンネット無し…など性能以外のコストを極限に抑えたC/P抜群アンプ
大型パワートランスとショットキーバリアダイオードの両波整流で十分な余裕です



 

初段/6SN7・ドライバー段/6BX7
JJ300B付き
税送込み570,000円
300B球なし⇒
490,000円

 

サウンドパーツが1998年発売以来のベストセラーアンプ
<Love Threeシリーズ/E130 Lプッシュプル>
真空管E130Lは十分な本数を保有しています


 

 
E130Lのボディ内配線です
プリント基板とは異なり、全て『カラゲ配線』と呼ばれるプロ機種や往年のマッキンやマランツと同じワイアリング技術です
プリント基板では銅線や部品にハンダが多く介在しますが、この伝統的配線でのハンダ付けは金属どうしの接触を助けるカタチでハンダがを使います
部品は内部で熱を発するものと熱を嫌うものとを上手く配置しますので使用部品も長寿となります
※使用部品は音質への配慮から必ずしもこの写真通りのものを使用しない場合もあります


KT150 版
420W ×240D×210H 22kg


素性の良い多極管をUL/ウルトラリニア接続で使うと麻薬的に魅了される音が出るものがあります
その証明が欧州で真空管時代の終末期に登場した<E130L>です
生産は旧東独のTungsram社ですが、ナゼか英独の10社以上にOEM供給されました
当時最大定格で使っても75%劣化まで1万時間を保証(通常球は5千時間)
過去20年以上の人気機種につき特別に選別してお届けしています
その音質は『豊穣』としか表現できないもの
ともすれば直熱三極管ばかりがもてはやされる中で絶妙の色気というか何とも言えない香気があり
それは多数のオーナーが手放すことなくご愛用されることで証明されます
まさに「虜」になってしまう不思議な魅力です
最近になって<KT150>球を定格の4割で使ったときにも似た雰囲気を発見
<KT150版>がラインナップ入りをしました
これこそジャンルを問わず、他の多極管を超えて真に愛されるものです

Love Threeパワーアンプ/E130L
ドライバ―球は音質最高のE80cc

税送込み480,000円
⇒KT150仕様は価格がE130Lとほぼ同等まで下がりました
ただしドライバー球はアンプの感度の関係からEcc85となります

,.
サウンドパーツの『ダブルプッシュプル』の一例
下図(2021年2月ご注文による製作)のように
入力増幅段から出力段まで、まるで水面に反映させたような…全段Push-Pull・NON-NFB・ウルトラリニア回路という
市販品には無い高度ながらも余りにシンプルな構成
理論上も、勿論実際も歪みが極端に少ないことから増幅した音楽信号は<純>のままスピーカーを駆動します
さらに電源部も徹底して低域特性を追い込んでいるのも大きな特徴です
お聴きになった方からは「これほどハイスピードでナマナマしく人工的音色を廃した音は聴いた経験が無い」と評されています
※この回路は一例で、主力機にはドライバー段に専用開発のプッシュ用プレートチョークを用いるものもあります


プリアンプ/Love Five


世界的にも稀な多くの機能をコンパクトなボディに納め、音の優れたパーツで構成しています
特にアナログ盤再生において、プリで失われた情報はどれほど優れたパワーアンプでも取り戻せません
☆Phono入力は内蔵MCトランスによりMC/MMの選択が可能  
☆ライン入力に本格XLRバランス入力(2hot/3hot選択可能)を採用
CDプレヤー/DACのバランス出力を接続すると
CD固有のジッターノイズの打ち消しができ、歪感が無く奥行のある音質となります

☆本格XLRバランス出力とRCAアンバランス出力が選べます
世界でも最高級の音質/Alps<RK501ボリューム>採用

プリアンプは<音の源流>です

特にアナログ盤再生においてはカートリッジから送られた信号をそのまま大切に大切に増幅しなければなりません
伝説的マランツ7/マッキンC22は、1950年代当時は国内に匹敵するプリが無かったことから
信仰的に今も支持されますが、実はフォノ入力から出力まで6つもの結合コンデンサーを通り
さらに音の劣化が避けられない「カソードフォロワー」という回路を2度も通過します
たとえば透き通ったガラスも6枚重ねると幾ら透明でもその存在は明らかで、ベールで覆われたように透明度は損なわれます
これらに採用されるNFB型フォノイコライザーは生産性・コスト重視、微細な表現力では劣ります
歌手や楽器は横一列に並んでいる印象で『サシスセソ』が強め‥リスナーはそれをフツーだと思っています
著名ではあっても音質面で<標準プリ>というほどのものではありません
もっと残念なのは信号系の重用なコンデンサーが日本固有の湿気が原因で劣化や数値変化があり
オリジナル部品にコダワルとレコ―ド再生では低域が十分出ず、真空管の動作もやや狂っています
それらは40年以上前から知られているのですがビジネスとして不都合ゆえに『名機』扱いされています
レコ―ド盤に入っている情報は7割も再現されていないと言えるでしょう

ビンテージアンプのメンテを多く心がけ
WE・Westrex・Telefunken・Klangufilmのラインアンプの復刻を多数扱ってきたサウンドパーツが
創業当初から最も力を注いできたのが
オーディオ再生で最も重要なプリアンプです
多くの試作を重ね名職人の手になるラインアウトトランスを開発、半導体を含めどんなパワーアンプにも接続できます
最も重視するアナログ再生では極めて劣化が少なく豊富な情報量を誇る
『LCR型イコライザーを標準で搭載
WE618Bライントランスに学んで多くの試作を重ねたMCトランスはアナログ盤の持つ多大な情報を逃しません
「音質に責任を持ちたい」との想いからMCトランスをも内蔵する多くのノーハウを詰め込む異例のプリとなりました
真空管アンプでは稀少な正規バランス入力だけでなく
出力もXLRバランス/RCAアンバランス出力を備えています
世界でも他に例が無い多機能と情報ロスの無さで歴代750台を超える実績があります
ほとんどのオーナーがずっとご愛用になっています


Love Fiveプリのライン部にはロシア<6H6n>を1本使っています
この度新たに100本が在庫に加わり通計で200本近くの在庫を保有しています
イコライザー部には<Ecc85>を使っていて十分在庫があるほか、欧州から潤沢に入荷できます








本体寸法 390W×230D×92H(脚部+16)㍉ フルバージョン重量約9kg
ゴールド梨地仕上げのフロントパネルは色合いが実物とやや差があります

★フルバージョン=MCトランス内蔵/LCR型フォノイコライザー搭載
ノーマルボリューム<alps RK27>税送込み 445,000円
<RK501ボリューム>付き⇒税送込み500,000円


★フルバージョン+LP/NAB(50~60年代アナログ対応)
ノーマルボリューム 税送込み 488,000円
<RK501ボリューム>付き⇒税送込み 543,000円


★デジタル優先でも時にアナログも愉しみたい方<CR型イコライザー搭載>
MCトランス内蔵/税送込み 365,000円
<RK501ボリューム付き>⇒税送込み 420,000円


★アナログ再生は必要無くデジタルソースをより良く聴きたい方対応ライン専用プリ
ノーマルボリューム税送込み 300,000円
<RK501ボリューム付き税送込み 355,000円>


alps<RK27>ボリュームは国産プリのほとんどが採用しています

内蔵MCトランス不要⇒▼4万円
 2アーム仕様5000円高

※ライン専用プリは同等機のお貸出しができます

<Love Five>プリアンプ専用ウッドケース⇒税送込み25000円


ウッドケースには側板を足としているタイプもあります